こんにちは!

Invictus Sportsコンディショニング担当の北山です。

 

みなさんはパフォーマンスを高めるために何をしているでしょうか?

おそらくすべての方々はバッティングや守備、投球練習などをしていると思います。

もちろんパフォーマンスを上げるために野球の練習(技術練習)をすることは最も必要なことだと思います。

しかしそれだけで十分でしょうか。

 

実は技術練習だけでなくフィジカル(身体)の状態も大きくパフォーマンスに関わります。

例えば投手の場合、連戦となり疲労が溜まり関節の動きが硬くなった状態ではいつもと同じボールを投げることは難しくなってきますよね?

この場合は”連戦”というわかりやすい原因があるので気づきやすいですが、普段の練習でも多少なりとも疲労が溜まり徐々に関節の動きが硬くなっていることがあります。

これに気づけず原因がわからないけどもいつもよりボールが走らないといったことが起きます。

そのため今回は、知らず知らずのうちに関節の動きが硬くなっていることがないようにするためのチェック方法について紹介したいと思います。

 

①肩挙上

Point:

鏡の前で両手を挙げてみましょう。

両手を挙げきったときの腕を顔の距離が左右同じかチェックします。

利き腕の方の距離が長い場合は肩に硬さがある可能性があります。

 

②肘屈伸

Point:

腕を90°挙げた状態とします。

曲げる場合は手が肩に触れるように曲げます。

この際の手で肩を触れている感じで左右を比較しましょう。

曲げる角度が硬くなっていると強く肩を押せないと思います。

伸ばす場合は上腕から前腕にかけて真っすぐなっているか確認しましょう。

 

③前腕回内外

Point:

肘を伸ばして肘のくぼみを真上に向くようにします。

そして肘のくぼみが動かないように前腕をひねります。

掌が真上や真下に向けば合格です。

 

④挙上位外旋

Point:

うつ伏せになり腕を上げ、肘を浮かせてできるだけ腕をひねりましょう。

目視では難しいですが、床に対する前腕の角度が60°以上だと合格点です。

 

⑤トランクローテーション

Point:

四つん這いとなり利き腕の手を後頭部に当てます。

そして利き腕側に体を開くように回旋します。

目視では難しいですが、床に対する前腕の角度が60°以上だと合格点です。

 

⑥広背筋テスト

Point:

正座となり両肘を合わせます。

そして両肘が離れないように腕を可能な限りあげます。

肘の高さが鼻より高く挙げられれば合格です。

 

今回は「関節の動きが硬くなっているか」についてのチェック方法を紹介させてもらいました。

毎日行うことでわずかな変化に気づけるようになると思います。

今回のチェックで引っかかった場合の対処法については今後紹介させていただきます。

 

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