こんにちは!INVIXの村澤です!
いきなりですが、皆さんは
「もっと遠くに飛ばしたい」「もっと速いボールを投げたい」と思いますか?
これは、野球をやっている方なら誰でも一度は思うことではないでしょうか。
そのために“食トレ”や“ウエイトトレーニング”を頑張っている方も多いと思います。
しかし、ただ身体を大きくしたり、がむしゃらに重たいものを持ち上げたりするだけでは、パフォーマンスは上がらないかもしれません。
“速いボールを投げる“、“打球を遠くに飛ばす“というパフォーマンスを高めるには、
高い『パワー』が必要になります。
そしてパワーを高めていくためには、『筋量』『筋力』『パワー』という3つを、順に積み上げていく必要があるのです。
○からだづくりは「ピラミッド」で考える
『筋量』『筋力』『パワー』
この3つの関係は、ピラミッドにたとえるととてもわかりやすくなります。

一番下の土台となるのが 筋量(筋肉の量)
その上に 筋力(どれだけ大きな力を出せるか)、パワー(大きく速く力を出す能力)
一番上に 競技パフォーマンス(速いボールを投げる、打球を遠くに飛ばす能力)
といった順で積みあがっていきます。
このピラミッドのポイントは、
大きな土台がなければその上の項目は大きくならないということ。
いくら「速く振る」「速く投げる」練習をしても、
その土台となる筋力や、そもそもの筋量が小さければ、発揮できるパワーは限られてしまいます。
➀筋量が増えると
筋肉が大きくなる
出せる力の「上限」が高くなる
➁筋力が高まると
重いものを持ち上げられる
大きな力を出せる
しかし・・・
強い力を「ゆっくり」出すだけでは、高いパワーは発揮されない。
➂パワーが高まると
大きな力を短い時間で一気に出すことができる
ジャンプやピッチング、スタートダッシュなど
パワーを式で表すと
パワー = 力 × 速さ
となります。
いくら力が強くても、動きが遅ければボールは飛びません。
逆に、動きが速くても力が弱ければ、やはりボールは飛びません。
「力」と「速さ」の両方のそれぞれが大きくなったときに、初めて大きなパワーが発揮されるのです。
○「筋トレするとキレがなくなる」とは?
よく「筋トレをすると動きが重くなる」と言われますが、筋トレそのものが悪いわけではありません。
問題なのは、
筋肉を大きくしたはいいものの、
筋力やパワーへの転換をおろそかにしたまま試合期に入ってしまうことです。
本来は、
筋量 → 筋力 → パワー
と段階的に積み上げていく必要があります。
よくトレーニングの際に行われるのは季節ごとに目的を決め、
それぞれの要素を積み上げていく方法です。
秋~冬(オフシーズン初期~中期):
身体を大きくして筋量を増やす。
トレーニングのボリュームが重視される。
冬(オフシーズン中期~後期)
筋力を高める。
ウエイトトレーニングでは重量が重視される。
冬~春(シーズン前~):
素早く大きな力を出すトレーニングを取り入れ、パワーを高める・
クイックリフトやジャンプ、メディシンボール投げなどのボリュームが増える。
(シーズン中):
維持、大事な試合へ向けたコンディショニング
トレーニングの量は少なくなるが、負荷(重量)は維持すること。
この流れは、プロの世界でも使われている「トレーニングの期分け」と言われるものの一例です。
とはいえ中高生の年代、特にトレーニング初心者はこの限りでなく、比較的少ない刺激でも体が大きくなったり、筋量が増える中で自然に筋力やパワーが向上していく段階でもあります。
そのような時期に無理に重量を追うのではなく、安全かつ効果的なフォームの習得や、補助の仕方などを学んでおくこともおすすめです。※
「補助のある環境で安心して追い込めた」「安全なフォームで怪我をしなかった」といったことで結果としてトレーニングをたくさんでき、強くなるということが期待できます。
また「中学生はウエイトトレーニングをしてはいけない」といったことが良く言われますが、最近ではその考えは否定されています。
むしろ早い段階でトレーニングを学ぶほど、その後のパフォーマンス向上が期待されるとも言われています。※
※いずれも専門家の指導のもとという前提です。
○まとめ
・速いボールを投げる、打球を遠くに飛ばすには『パワー』が重要
・筋量→筋力→パワーの順で高めることが重要
今回のコラムはいかがでしたでしょうか?
中高生の皆さまがトレーニングについて考える一助となれば幸いです。
村澤 雄平
ストレングス担当【経歴】
- 筑波大学体育専門学群卒
【資格】
- NSCA CSCS
- FMS Level1/2
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